香典を持参する機会はないに越したことはありません。が、マナーを知らないといざという時に恥をかいてしまいます。
香典のマナーとして、まずお札は不祝儀袋に入れ、ふくさ等でくるんで持参します。ただし宗教によっても香典のマナーは異なり、香典の袋や表書きの仕方にも差があるから要注意。また葬儀に間に合わない、あるいは出席できない場合、香典を不祝儀袋に入れて現金書留で送るのが一般的なマナー。その際には香典に一筆そえるなどして、故人を追悼する気持ちを示せればベスト。意外に知られていないのがお札のマナー。香典に新札を包むのは実はマナー違反です。やむを得ず新札しか持ち合わせていない場合、折り目をつけるなどして使用感を出すのが香典のマナーです。ただ汚れすぎたお札を使うのも躊躇われるので程々に。
次に供物を贈る場合ですが、地域や宗教によって種類や飾り方が千差万別です。また供物を贈ったとしても、香典を少なくするのはマナーに反するのでご注意。最後に香典返しのマナーについて。香典返しとは、頂戴した香典に対して普通は四十九日後に、挨拶状を添えてお礼の品をお返しに贈ること。ただし最近当日返しという、頂戴した香典の金額とは無関係に、お通夜や告別式の当日あらかじめ用意した品物に礼状を添えて香典返ししてしまうスタイルも普及しており、これはマナー違反ではありません。香典返しのマナーとしては香典額に対し3〜5割程の額に相当する香典返しの品物を探します。香典返しのマナーとして、品物は家庭で使われる日用品にします。タオルやハンカチ、干し椎茸や海苔、緑茶など日保ちするものが良いです。香典返しの最低限のマナーとしては、無難な物を香典返しに選ぶのが礼儀でしょう。従って個人的趣向が色濃いものは避けることです。
香典の相場としてどのくらいならマナーに反しないか、厳格な規定はありません。しかし、そうはいっても香典の相場を知り、マナー不足と言われないようにしたい方もいるでしょうね。では一般的な香典額の平均を書きましょう。ただし香典の金額相場は地域差もあるため、絶対的なマナー基準はない事をご承知おきください。まず職場関係の場合は、連名で香典を出すのも一つの手。個人で香典を出すより安全です。一方、身内の場合は血縁関係の濃さに比例して香典相場は上昇します。たいていは親10万円、兄弟5万円、その他親類1万円が相場とされますね。4、9、2を除く偶数の金額はマナー違反とされますからご注意。